アビエスクリニック福岡

心臓血管外科・フットケア

心臓手術術後、血管手術術後の継続治療

心臓手術術後(冠動脈バイパス手術バイパス術、心臓弁置換術、心臓弁形成術、先天性心疾患(心房中隔欠損症閉鎖術など)や胸部、腹部大動脈瘤や解離性大動脈瘤、末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症など)で、人工血管やステント挿入術後の血管治療術後の患者様が、治療を継続できるよう、当院でフォローすることが可能です。院長は、長年、大学病院の心臓血管外科の医師として従事しておりました。心臓手術、大血管、末梢血管の手術経験も豊富です。当院での治療継続を希望される方は、お問い合わせください。既に、何人もフォローさせていただいています。

冠動脈バイパス手術

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狭心症は、心臓の血管が動脈硬化などにより、つまりかけて、胸痛を起こす病気です。冠動脈バイパスグラフト術(CABG)は、体の他の部位の静脈や動脈を使って、責任冠動脈の閉塞部分の先に接続します。これにより、血流は狭窄や閉塞のある部位を通らず迂回して流れるようになります。2000年頃より日本では人工心肺を使わない、心臓を動かしたまま人工心肺を使わない方法で行うオフポンプ冠動脈バイパス手術が行われるようになってきました。現在日本で1年間に行われている約2万件のうちの60%以上の症例がオフポンプで行われています。院長は、このオフポンプ冠動脈バイパス手術を数多く経験しております。ステントグラフトの症例でも、冠動脈バイパス術後でも、当院でフォロー可能です。

心臓弁手術

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心臓弁膜症に対して行う手術で、何らかの理由によって壊れた心臓の弁を修理することによって、その機能を回復させる手術を、弁形成術といいます。体内に異物を残さない、針と糸のみで手術を行う方法もありますが、基本的には人工弁輪を用いた方が弁を確かに形成することができ、望ましい状態がより長く保ちます。ただ 場合によっては、動脈硬化などによって壊れた心臓の弁を人工のものに取り換えます。これを弁置換術といいます。

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また、三尖弁閉鎖症のうち、弁形成術を用いることができないケースにもこの手術を行います。自己弁の代替となる人工弁には金属でできた機械弁と、豚や牛の組織からつくられた生体弁があります。機械弁は耐久性に優れ、半永久的に保ちますが、抗血液凝固剤の服用が生涯に渡って必要になります。生体弁は抗血液凝固剤を飲み続ける必要がない反面、耐久性については機械弁に劣り、およそ10~20年ほどです。院長は 心臓手術の経験が豊富です。心臓弁術後のフォローはお任せください。」

閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症(動脈閉塞性疾患)は動脈硬化により、血管内に動脈硬化が起きて、歩いていると、足が痛くなる病気です。これについても精査できるように、ABI/PWVという精査器械を導入しています。この器械では血管年齢を調べることもできます。また、下肢血管エコーを行い、病変の精査を行います。多くの場合は、薬剤による治療と、温熱治療を組み合わせて、治療をおこなっています。手術が必要な際は、提携病院での治療をご紹介しております。

リンパ浮腫

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リンパ浮腫とは,生まれつきのリンパ管系の発育異常や手術(大腸癌、子宮がん、乳がん)によるリンパ節郭清によりリンパの輸送障害が生じ,その結果として組織間隙に過剰な水分(浮腫液)が貯留した状態です。軽度の浮腫でも,いったん炎症を起こすと急激に悪化するので注意が必要です。

当院の場合、多くは下肢エコーなどにより(敷石状変化)診断しています。アビエスクリニックでは、スキンケア、バンテージ療法、弾性ストッキング療法、エアーマッサージ療法など、幅広い治療法を提供しております。一部のリンパ浮腫は、保険適応でストッキングを購入できます。ご相談ください。

深部静脈血栓症

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下肢の中心を流れる、大きな血管に、血の固まり(血栓)が出来る病気で、最近では長時間の飛行機搭乗によるエコノミークラス症候群、あるいはロングフライト血栓症としても注目を集めています。しかし、多くの場合は炎症がほとんど生じないため、痛みも静脈上の皮膚の発赤もごくわずかです。患者の約半数は無症状です。

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症状がでる場合は、ふくらはぎが腫れて、痛み、圧痛、熱感などの症状が現れます。肺塞栓を起こす場合もあり、重要な病気です。 検査としては下肢血管エコー、採血、レントゲン、心電図を行います。エコーで血栓を確認し、採血で、炎症の程度、Dダイマーという血液学的に血栓があるかどうかも確認します。急性期は、提携病院紹介し、治療を行うこともあります。

慢性期は、弾性ストッキング着用、抗凝固薬(ワーファリン、リクシアナなど)の内服を行います。当院では、ワーファリンのコントロール指標(PT-INR)をわずかの血液で、1分で測定できる機械(コアグチェック)を導入しています。診察当日にワーファリンの用量設定が出来ます(国際血栓止血学会2009年(ボストン)、2011年(京都)で院長が学会発表しました)。また当院では、低用量ワーファリン治療(PT-INR1.5~2.5)を行って、出血のリスクを軽減するよう努力しております(2003年のPREVENT研究の報告による)。また、最近は新しい抗凝固薬であるリクシアナなどが保険適応となりました。これは、血液凝固因子Ⅹaを阻害する(難しい話なので、後は割愛します)、新しい機序の抗凝固薬で、ワーファリンのように毎回採血の必要はありません。夢の薬の誕生なのですが、薬価がワーファリンと比べると高いのが難点です。なので、患者様の要望に合わせて治療していきます。さらにエアーマッサージ(ドクターメドマーとハイパーメドマー)を行い、足の腫れの治療を十分にできる体制を整えています。内服薬は、抗凝固薬(ワーファリン、リクシアナなど)のほかに、症状によっては、静脈の炎症を抑えるために、ビタミンEの投与や、むくみに対して、漢方薬の投与も行います。

下肢静脈瘤

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長年の立ち仕事などや妊娠などの生活習慣から生じる一次性静脈瘤と“深部静脈血栓症”から生じる二次性静脈瘤があります。一次性静脈瘤は、手術や硬化療法で治療できますが、二次性静脈瘤(深部静脈血栓症)は、抗凝固剤(内服薬)による治療法が主体となります。

(深部静脈血栓症の欄を参照して下さい)アビエスクリニックでは、一次性静脈瘤に対して、切らずに治す“硬化療法”を主体に治療を行っております。どうしても必要な場合にのみ手術(血管を引き抜くストリッピング手術)を併用しています。

アビエスクリニックでの検査

まず、一次性なのか二次性なのかを調べる必要があります。 超音波検査(GE社製最新機種の装置を用いて、エコー検査を行います) 血液検査(Dダイマーなどの、血栓があると上昇するといわれるマーカーを検査します) これにより十分な検査を行ったあと、治療法についてご説明します。 (初診料+検査、診察料で、3割負担で6000円程度です)

圧迫療法

医療用の弾性ストッキングや弾性包帯で、下肢に適度な圧力を与えることで下肢に余分な血液がたまることを予防し、下肢の深部にある静脈(深部静脈という下肢静脈の本幹)への流れを助けます。医療機関で販売されているものが、きわめて効果が高いものと考えます。

血管の炎症に対してビタミンEやローション、むくみに対して、五苓散などの漢方薬の投与を行い治療します。 (アビエスクリニック取り扱い テルモ(JOBST)、レッグスフィット、ALCAREなど) (ストッキングは、4000円から12000円程度です)

硬化療法

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静脈瘤の中に、硬化剤という薬剤を注入し、静脈の内側の壁と壁をくっつけてしまったり、血栓(血のかたまり)をつくり詰めてしまう方法です。硬化療法だけで、すべての下肢静脈瘤が治療できればよいのですが、重度の静脈瘤には有効とはいえません。

当院では、なるだけ硬化療法で治療していけそうなものは、硬化療法を主体に治療を行っています。当院では硬化剤を泡状にするフォームを作り、硬化療法を行うフォーム硬化療法を行い、成績を上げる努力をしております。 しかし、硬化療法は再発することもあるので、硬化療法だけでは難しい場合があります。硬化療法の術後は、硬化した血管に沿ってくろずみが現れることが多いとされています。通常は数ヶ月で治っていくものですが、1年以上持続することもあります。また、手術終了後2ヶ月は足が腫れていることが多いので、弾性ストッキングが必要です。硬化療法は、日帰りで治療できるものです。基本は、術後2日目、1週間目、1ヶ月目に来院いただきます。費用は3割負担で、6000~8000円程度です。

静脈抜去(ストリッピング)+硬化療法

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下肢静脈瘤を形成する血管を除去してしまう方法です。その後硬化療法を追加します。大腿の大伏在静脈といわれる静脈をTLA(低濃度浸潤麻酔)という新しい麻酔法で麻酔を行い、日帰り手術で行います。当院ではJMS内翻式ストリッパーを用いる方法を行っております。ストリッピング手術の2日後に硬化療法を行います。この治療は、どうしても硬化療法だけでは完治が難しい症例に限り行っております。手術終了後2ヶ月は足が腫れていることが多いので、弾性ストッキングが必要です。

費用は3割負担でストリッピング手術が約35000~40000円、硬化療法が3割負担で6000~8000円程度ほどです。血管内レーザーやラジオ波による治療は行っておりません。ご希望の方は、近隣の病院をご紹介いたします。

大動脈疾患

胸部大動脈瘤・腹部大動脈瘤

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高血圧、動脈硬化などにより、胸やお腹の大動脈が大きくなり、瘤を作ってしまう病気です。CTなので確認するのが 一番正確なのですが、胸部レントゲン写真やエコー(超音波)でも発見されることがあります。見つかった場合いには、瘤の形状や大きさによって、手術か経過を見ていくなどの治療法に違いが出てきますので、早めの受診診断が必要になります。手術などの治療が必要な場合は、提携病院に搬送の上、治療いたします。術後は、当院で 適切にフォローいたします。

大動脈解離

大動脈は、十分な強さと弾力を持っていますが、なんらかの原因で血管に裂け目ができ、裂け目の中に血液が入り込んで長軸方向に大動脈が裂けることを大動脈解離といいます。原因は不明ですが、動脈硬化や高血圧が関係しているともいわれています。マルファン症候群などの大動脈の中膜が弱い先天性(生まれつき)の病気との関係も知られています。血管が膨らんだ状態を解離性大動脈瘤(大動脈解離)といいます。

裂けた血管は薄いので、破裂の危険性を伴います。症状は突然、胸あるいは背中に杭が刺さるような激痛が起こり、病状の進展につれて痛みが胸から腹、さらに脚へと下向きに移っていくのが特徴です。確定診断には、CTが必要なので、疑われる際には、すぐに近隣の提携病院に搬送します。治療は、病状によって、降圧治療、手術(人工血管置換やステント挿入)などが 選択されます。この病気は、時間との闘いなので、残念ながら死亡率の 高い病気です。

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